『久美side』
はぁ…気分か悪い。
もう放課後になってしまった。
家庭は貧祖でもなければ裕福でもない。ごく一般家庭だ。
薬を飲み一息つく、やっと精神が安定してきた。
家に帰っても待っているのは私にとってはストレスの原因だ。
しょうがなく家に帰ろうとするとひどいめまいに息切れを感じる。
学校から家は近い歩いて10分程度だ。
その症状に耐えながら家につき部屋に行こうとすると、リビングから聞こえてくる話し声。
またか…
頭痛を感じ、一気に階段を駆け上り自分の部屋に入ると涙が込み上げてきた。
だめだ…寝よう
制服を脱ぎ部屋着に着替え睡眠薬を強引に口に押し込み飲み込んだ。
眠気が来るまで布団にくるまっていた。ふわふわとした感覚が来て私はそのまま眠りについた。