「あったかいね。」


伊織がフフっと笑いなから言った…
数ヶ月ぶりに見る伊織の笑顔に嬉しくなって、俺も自然と笑みがこぼれたんだ。



伊織を抱きしめながら、目をつぶっていると、スースーと可愛い寝息が聞こえてきた。


俺の腕の中にいる、小さくて細く可愛い伊織をこれからは全力で守って行こうと誓った。



明日、伊織から全て聞いて、全て受け止めよう。
そして、大好きだ。

愛していると伝えよう。



「…おやすみ…伊織…」


「…愛しているよ…」