「「「こわっ!」」」



…ガラッ…



軽音部の部室のドアが開いた。


「みんな、何が怖いんですか?」


伊織が部室にやってきた俺達のマネージャーは伊織がやってくれている。


伊織は目をまん丸にしてキョトンとしている。



…可愛い…。



「伊織ちゃ~ん!奏多が怖いよ~!」


っと、樹が伊織に抱き付こうとしている。
それを阻止するべく、伊織をすぐ俺が抱きしめる


「触るな!」



「なんだよ!奏多の物じゃないだろぉ~!伊織ちゃんは皆の物だぁ~!」


樹がギャアギャア騒いでいるが、無視をする。


「伊織。遅かったね。どうしたんだ?」



少しの沈黙の後…。


「何か、告白?みたいなのされてた。…私なんかのどこがいいのかな?」


…は?…

今サラッと…告白?!



「で?」

「ん…?」

「告白…」

「ぅん…断ったよ?」


…ホッ…