あれから、伊織と俺は、四年間ずっと一緒にいた
俺達は、中学2年生になった。


俺は相変わらずモテているらしい。
まぁ俺にはどうでもいいことなんだ。

伊織がそばにいれば、それでいい…。


伊織は笑ったり怒ったり、色々な表情をする様になった。



そんな彼女を俺は好きになった。


可愛くて、素直で、優しい彼女を…


愛しくて、愛しくて、気持ちが溢れていた。


でも、告白してダメだった時に、伊織のそばにいられなくなる事を想像すると怖くて4年間もズルズルと友達をしている。