次の日、サト君に頼んであの部屋にまた来てもらった。
「僕は此処があまり好きじゃないんだ。」
私はそんなサト君の言葉を無視して鍵をかけた。
そしてカバンの中から包丁を出し、カバーを外した。
ゆっくりゆっくりサト君に近づく。
大丈夫だよ。楽にしたげるから…
一緒に鏡の世界へ遊びに行きましょう。
「ねえアサちゃん」
グサッ―……
振り向くと同時に私はサト君の腹部に包丁を差し込む。
クセになるような感触だった。綺麗な血が滲み出てくる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…