「63階です。荷物は… そこにおいて下さい。簡単にお部屋を説明させて頂きます。」
「よろしくお願いします。」
「では、まず61階に降りましょう。」
「61階は若専用のトレーニングルームとなっております。
いろいろなマシーンがありますが下手に使うと体を、痛めますので使う時は一声おかけください。
プールは温水の為いつでも使っていただけます。プールは深さ2mのプール、1m46cm、1m そして炭酸水のお風呂 ジャクジー がございます。
次は62階ですね、ここはゲストルームとなっております。全ての部屋にお風呂、トイレを、つけております。部屋数は5部屋です。
63階はリビングルームです。63から65階はこの水槽が軸になっている螺旋階段で繋がっています。もちろんプライベートエレベーターも、ございます。ちなみにこの水槽は海水魚となっています。」
「すごい。」
円錐の水槽を囲むようになっている白い螺旋階段。
水槽の中に優雅に泳ぐ魚。
「さて64階に参りましょう。ここは主に北斗様と七星様のお部屋となっております。」
その部屋はおそらくツインサイズと、思われるベットが二つくっついていて、
部屋の真ん中にはソファー
ベランダは転んでも痛くなさそうな芝生。
「このスクリーンは?」
「そちらは上の蓮華様とテレビ電話もできますし普通のテレビとしてもご使用できます。こちらのメガネをかけ設定すると3D映像になりますよ」
すごっ。
「右の部屋は?」
「シアタールームです。完全防音なので音で迷惑になる心配はありません。非常事態は警報がなりますから大丈夫ですよ。」
ぬかりないな。
「お風呂は滑りにくく転んでもさほど大きな怪我にならないようなタイルです。」
「もう、すごい。しか言えません。」
「クスクス。若に言ってあげてください。柄にもなく全て若のご提案なんですよ。」
「おい、余計なことを言うな」
「失礼しました。」
「風翔 今はプライベートだ。」
「じゃぁ、、蓮華ちゃん改めましてこんにちは!」
二重人格!?
「二重人格?って思ったでしょ!ちがうから!プライベートと仕事で分けてるんだ。」
不思議な人
「そう。なんですね。」
「部屋はどう?」
「気に入りました!私の部屋って…」
「あー。それはいまから要が連れていってくれるよ!北斗君と七星ちゃんと遊んでていい?」
「はい!もちろんです!」
「おい、行くぞ」
この人、俺様だ。
後に続くように螺旋階段を登る。
「わぁ。」
黒と白を主に使ったシンプルな部屋。
「ここが寝室だ。」
キングサイズのベッドが1つ。
「1つ?」
「あぁ。二人で寝る。」
なんとぉぉー??、
「大丈夫だ。なにもしない。」
そーゆー 問題じゃないでしょぉ。
「ま、それは、考えときます。それより、いろいろ質問したい事があります!」