蓮華side


「すみません!遅れました!」

「おっそいわよ!!!なにしてるの?!はやくしてくれない?」

「はいぃっ!!すみませんっ」

うぅー。

私がバイトしているのは居酒屋。

4:30から仕入れ&仕込み

料理が得意なので仕込みの手伝いをしている。

それから北斗と七星を迎えに行って本格的な営業スタート



おじさんが沢山くる。

夜中までやるから時給が1200と結構いい、


その代わり?セクハラ行為が止まない。けど、触られるだけだから我慢だ!!


「いらっしゃいませぇー」

この言葉から始まる。




「なまえぇー なんちゅーのー?」

うわぁー 酒臭いよぉ

「かのんです、」

一応 酔っ払い相手だから偽名?を使っている。

「かのんちゃんかぁー。かわぁいいぃねぇー」

お尻をスリスリ

気持ち悪い。

「お客さんここはバーじゃないんですよぉー?」

「いいじゃぁーん?ケチだなぁー」


「おーい 注文いいかー?」

「はぁーい!じゃっ すみません!失礼します!」

た、助かったァー

「ばいはぁーい!かのんちゃぁーん」




バイト終了。

疲れたぁー。


時刻は午前3:30

ふぅー。

なんか、クラクラするかも。はぁ。

「ねぇねー。」

なに?ナンパ?疲れてるんだけど?

「なんです?」

「忘れちゃったのぉー?」

わぁぁ。さっきのお客さん

「すみません。疲れてるので、またお店で」

なるべく刺激しないように。

「いいじゃぁーん」

うるさい

「ホントに!すみません」

ガシッ!腕を捕まれた

痛い。

「ちょっ、やめてください!」

「客にそんな口叩いていいと思ってるのかぁ?」

「すみませんっ!でも話してください」

「うるさいなぁ」

どんどん顔が近くなってくる。

「あっ!警察の人!助けてください!」

「なっ?」

後ろを見た瞬間!

私は走り出した、

もちろん警察なんて嘘

「待てぇぇーー」


走り出した瞬間 ザァァァー
雨が降ってきた。


ダルい。体が重い。


「はぁ。はぁ。」

後ろを見てももう追ってきてはいない。

助かったぁ、


「クッシュン」

さぶい。。


疲れたせいかフラフラする、、、


歩いてると倉庫的な建物が見えてきた、

少し休憩するつもりで座った。


やばっ。!本格的に風邪ひいたかも!


そこで意識が途絶えた。。。