「お茶でもしようか」
「いいですね!!」
〜カフェ〜
「煙草いいか?」
「え?あ、化粧室行ってきます」
「あっ、待てつ」
私はそんな要さんの声も聞かずにトイレに向かった。
「はぁ。ダメだ」
私は煙草が苦手だ。
あの人も吸ってたから。
あの鼻につく煙臭さがどうしても思い出してしまう。
「とりあえず、落ち着かなきゃ」
椅子があったのでそこに座っていた。
…。
「ぎゃははは!」
「てかさ!要様やばかった、」
「それなー!」
「でも、横にいた女 マジむかつくんですけど」
「あんなガキ!」
「あー見えて実は凄いテクニシャンだったり」
「うけんだけど。」
原宿か渋谷なんかに良く居そうな 明らかに、ギャルです!!
って人が2人いた。
「ねぇ、あれ。」
「クスッ こんにちはぁー!」
うるさっ
「シカトかよ。ねぇ!どんなテク持ってるのよ?教えてよ」
「早くぅー」
速く戻った方がなんか良さげ?
「えっと、アドバイスする事も何も無いです。失礼します」
「はあ?なに?」
「ちょー むかつくんですけど」
「待ちなさいよ!」
腕を凄い力で思いっきり掴まれた。
「いたっ、」
「うっざっ!!」
今度は突き飛ばされた。
なに?こと人達 カルシウム足りてないんじゃない?
「シカトしてんじゃねーよ」
ドンッ
蹴られた。
「ふぅ。もう、いいですか?」
「は?」「え?」
「よっこいしょういち っと!」
2人のギャルは自分たちの怒り?を何ともしてない私に呆気に取られてる。
「じゃぁ さよーなら」
そのまま私はトイレを出た。
「「「お疲れ様です!」」」
お疲れ様?お疲れ様なのか?
「あ、どうも。」
「なんか物音とか凄かったですけど」
「ニコッ 大丈夫ですよ!速く戻りましょ」
「ッッ!はい!/////」
顔が赤い?
まぁ いいか
「お待たせしました。」
「遅かったね!」
「すみません。トラブって」
「おい。その腕どうした?」
「あーこれね」
あのギャルの手形がぎっしり。
「なんか要さんにどんなテク使ったのよ って 」
「あ?」
「テクもなにも昨日会ったばかりですー」
「誰だそいつ?」
「知りませんよ まぁまぁいいじゃないですか、」
「護衛は何をしていた!」
「「「すっ すいやせん、」」」
「ちょっちょっと!女子トイレなんですから護衛も、何もないでしょぅ。」
「ちっ」
「あはは…」
「竹、冷やすものを」
「へいっ」
竹と呼ばれた いかにもヤクザな人が氷を持ってきた。
「どうぞ。」
「あっ、ありがとうございます。」
その後私達はお買い物をまたして家路に着いた。
「明日は倉庫に行くぞ」
倉庫。?
