君に恋する夢を見た




高校一年の時、葵と友達になった。

特別な理由はなく、ただちょうど後ろの席だったから、友達になってもらった。

葵は顔が可愛くて、性格も明るいから、クラスの皆から好かれている。

私も葵のこと、大好き。友達になれてよかった。

「ねえねえ、真衣ちゃん」

月曜日、私は教室に入った途端、葵に席まで引っ張られて、次の瞬間、携帯の写真を見せられた。

「昨日ね、悠とディズニーランドに遊びに行ったの。これ、昨日の写真」

写真には、葵と佐々木悠は親密に手を繋いで、幸せそうに笑っている。

「いいね、楽しそう」

「うん!楽しかったよ」

葵は昨日の思い出を思い出したか、写真と同じような表情をした。

「えーあっちゃん恋人できたの?」

私と葵との会話を聞いてか、先から隣の席でずっと携帯を真剣に弄ってた安井けいが急に私たちに向けて大声で叫び出した。

「うん!できたよ」と葵は元気いっぱいに答えた。

「えええ知らなかった。なんだ葵もできたのか、うらやまっ!アタシもがんばなきゃ!」

「けいちゃん可愛いからすぐ出来るよ」

安井けいも、高一から仲良しの友達の一人。よく三人グループで活動していた。

「まっちゃんも一緒に頑張ろうよ」

「そうね、真衣ちゃんも彼氏ができたら嬉しいね」

「えっ、私はいいよ」と驚いて断った私。