「希美、呼び出し~」

「千晃うるさいっ//」

「なに、顔を赤くしてんのよ」

「も、もう行ってくるからっ」

いきなりの呼び出しに、嬉しさと恥ずかしさが~///

「あ、くれぐれも先輩気をつけるんだよ」

「あ…そうだった!わかった!」

私は、急いで先生の元へ行った。

「どーしたんですか?」

「ん?いや…先輩になんもされてない?」

…いま先生、心配してくれた??

「大丈夫ですよ!それに、きっと見られてませんし」

「…その先輩だけじゃなくて、他にもさ。他にも俺のこと好きって言ってくるやついるし」

「先生、ナルシストですか?」

「事実だ。まぁ、なんかあったら連絡してこい。それだけ」

優しいなぁ。先生は、ほんとに優しい。

「ありがとうございます」

「別に、俺のせいで相山さんが傷つけられたくないってだけ」

それでも、心配されたの嬉しいよ。

「じゃあ、行くわ。なんか視線めっちゃ集まってるし」

あ、ほんとだ。
あんまり気にしなかったけど…改めて周りを見ると結構注目浴びてるっ!

そうだよね、先生人気だし…私と何の話だ〜って感じだよね。