なに、その笑顔怖いんだけど…。

「理子の停学の話なんだけどさ〜?」

「あ、うん?」

「あれ、理子が停学にしたのって加賀先生が校長に告げたからなんだってさ」

「え…?」

「すごい、急いでたらしい~よ?生徒に興味ないとか言ってあそこまでするって希美に多少は興味あるからじゃない?」

ま、まさか…先生が?
いやいや、そんなこと。
でも、先生に一言言われたんだよね…

「実はさ、先生に守るからって言われたんだけど…それって」

「興味あるからじゃないの?!あの、強敵をいとも簡単に…希美、あんたすごいわ」

「いや、そーゆーわけじゃないと思うけど!」

なんか、改めて言われると…勘違いしてしまいそうになる。

勘違いしちゃいけないのにね。