特別になれますか?


「はーい」

ドアを開けるとそこに立っていたのは、

「加賀先生」

今一番会いたいと思っていた人だ。

「相山さん、学校こないってどーゆーこと?それと、昨日なんで先帰ったの」

「えっと…それは……」

「はぁ、とりあえずお邪魔するよ」

えっ、先生は玄関に入ってきた。

「…先生?立ち話もあれだし…中入っていいですよ?あ、私の部屋で話しませんか」

「……まぁいいよ」

…なんで、先生来たんだろ?
これは夢の続き??

はぁっ//夢といえば~////
思い出すと恥ずかしくなってきた//

「で?まず…昨日帰った理由は?」

床にあぐらで座る先生。
レアかもしれない…じゃなくて!

…帰った理由。素直に言うべきなのかな……先輩のことを…?
いやいや、いったらばらまかれるかもしれないし…でも言わなかったらわからない?

いや、でも言ったことによって先生に迷惑かかって後悔するなら言わない方がいいし……!!