「あー、そうなの?!勘違いしてごめんなさい?先生いないなら、戻るわね〜。先生によろしく伝えておいてね〜」

「あ、はい」

思ってたより、いい人そうで…人は見かけで判断したら行けないんだな〜って思った。

片付けも終わり、先生も来なくて暇をした私はベッドの上に寝っ転がってるといつの間にか寝てしまった。

「ふぁぁ…」

起きた時には、保健室はオレンジ色に染まっていた。いつ布団に入ったのかしっかりと、掛け布団も掛かって寝ていた。

何時間寝てるんだ…私。

「あ、相山さん。おはよう。疲れたでしょ」

「まぁ、少しは…?」

「お疲れ様」

わしゃわしゃと私の頭を撫でる。
その行動にさえ、ドキドキしてしまう。