「相山さん片付けるの手伝ってくれる?」
「あ、はい!」
ゴミ袋を用意して、その中に私の髪の毛を捨てていく。
こんなに切られたんだ……
「あとは、掃除機かけてか…よし、んじゃあ掃除機かけておいてくれる?俺、ちょっとやることできたから。それと、なんかあったらこれに連絡して」
「あ…はい」
渡されたのは1枚のメモ紙。
何書いてるんだろう?
恐る恐る開いてみる。
「で、電話番号と…メールアドレス……」
ど、どーしようっ//
嬉しいっ!嬉しくてニヤけが止まらないよ!!
私はルンルンで掃除機をかける。
私って単純……。
─────コンコン、ガラッ
「しつれいしまーすって、先生いないの?」
入ってきたのは、先輩らしき人。
美人で高身長の、、ちょっとチャラ系な感じの……正直苦手なタイプ……。
「あー、あなた…相山さんだったかしら?」
「え?あ、、はい」
「先生と仲良しなんだってね?!」
ニコニコと話しかけてくる。
でも、その笑顔が逆に恐怖感を覚える。
「仲良しってわけでは…」
めんどうは、みてもらってるけど…仲がいいわけではないと、おもう…

