穂花はすごいな…。
理子には、ほんとに気をつけなくちゃ。
私は残りのご飯をバクバクと食べる。
美味しさを噛み締めながら。
「ごちそうさまでした!美味しかったです」
「いいえ、そう言ってもらえてよかった」
先生の顔は表情が少し柔らかく見えた。
無表情なんだけどね?
「先生〜!!来たよ〜」
ドアがいきなり開けられて、入ってきたのは先輩らしき人。
美人系で、モテそう…。
「え、なんで先生とご飯食べてるの?」
「君さ、もっと静かにできないの?この子体調悪いんだから」
「…ふぅーん?」
「体調悪くないんだったらでていって」
「先生の意地悪〜っ」
そういって、先輩は出ていった。
訪問者多いな、それだけモテるんだ…。

