特別になれますか?


体育館は、少し蒸していた。

理子がほかの人と変わったらしく、私の隣に来た。

「暇だから来ちゃった」

「バレたら言われるよ?」

「大丈夫!!担任の先生優しそうだから!!それより、保健室の先生がイケメンなんだから!!」

「そーなんだ」

「うん、ほら!あれ!」

理子が指を指した先には、白衣を来た先生が立っていた。
顔が見えない…。

「んー、見えない」

「遠いもんね、あとで行ってみよ?!ほんと、大人気なんだよー!!先輩の間ではファンクラブあるとかないとか…」

すごい、今どきそんな先生いるんだ。
すごいなぁ…。

まぁ、私は先生に興味無いし。

「あ、校長の話だ。短く終わるといいね」

「そうだねっ」

気のせいだろうか、なんだか血の気が引いていくような感覚がする。

早く終わらないかな校長先生の話。