特別になれますか?


「はい!2人とも!しっかりね〜」

と、藤本先生はパーッと走って行ってしまった

「元気だね、先生」

「ね、なんか美人であんな元気だったらそりゃすぐ人気にもなるよね〜!」

千晃の言う通りだよ…全く

「加賀先生も美麗さんがいいのかなー、」

「俺がなんだって?」

「え?!先生?!」

後ろから現れたのは加賀先生。
しかもジャージ姿の

「相山さんが校外で走るって言うから、俺もついて行く」

「え、先生過保護じゃない?」
なんて耳打ちしてくる千晃

確かに過保護かもしれないけど、
私にとっちゃあ嬉しいのなんでもない

「仕事は……?」

「保健室に来んの仮病人しか来ないし、何かあれば電話来るようになってるから大丈夫」

……業務放棄!!

「で?なんだって?」

「希美が〜、加賀先生は美麗先生がタイプなんじゃないか〜って」

「ちょ、千晃!」

「へー。別にないね」

なんて会話を走りながらする。
ないんだ〜。安心。

じゃなくて、逆もあるじゃん!
美麗先生が加賀先生のこと好き!とか!