「相山さんさ、溜め込みすぎ。言えよ、ちゃんと」
先生は私の頭に優しく手を乗せ、
わしゃわしゃとする。
その手が優しくて、
目から涙が溢れ出た。
「あのね……」
もう、どーなってもいい。
なるようになる。
私は、あったこと全て話した。
うまく説明できてるかわからないけど、
先生の方を見てちゃんと。
「……がんばったな」
先生は私の話をしっかりと聞いて、
そう優しい言葉をかけてくれる。
「嫌がらせのことは俺がなんとかするから、友達…篠原さんのことは信じてあげな?あの子、相山さんのこと相当大事に思ってると思うよ」
普段、口数の少ない先生が私に思ってることをしっかりと伝えてくれている。
優しいよ、先生は……
「ありがと…… ございま…っ」
言い終わる前に、
私の体は先生に抱き寄せられた。

