「んぅ……」
目を覚ました時に見たのは、あの日と同じ天井。それで、保健室にいるんだと確信する。
寝て少し、楽になった身体を起こす。
ベッドの周りを囲んでるクリーム色のカーテンに黒い人影がうつる。
そのことから、加賀先生がいるんだと思い知らされる。
─────シャッ
カーテンが開けられる。
「大丈夫?」
そう声をかけてきたのは、私が会いたくなかった加賀先生。
「別に先生には関係ないじゃん」
私は悪態をつけるようにまで回復したらしい。
そーいえば熱も下がったような??
私ってば何時間寝てたんだろう?
カーテンの隙間から見える窓に映る空は、オレンジ色をしていた。
もう、夕方なんだ……って、帰んなきゃやばいじゃんっ!!

