特別になれますか?


「あ、諦めま「1回」…え?」

「お!お兄ちゃん1回ね」

…えっ、先生?!

先生は、無言で銃を構える。

うわぁ、絵になる…
かっこよすぎだよ…//


───パァンッ

コルクの弾は、
見事にクマのぬいぐるみの額に当たって床に落ちた。

「すっ、すごい!!先生、すごい!!」

「はい、景品ね」

手乗りサイズのピンクのクマは、
おじさんから先生の手へと渡された。

…先生がクマを持ってる
ギャップ半端ないっ


先生は、手持ちながらクマを私の頭の上にポンッとおいた

「やる」

「えっ//ありがとうございます//」

貰えるなんて思ってなかったし、
頭にポンって…先生かっこよすぎだよ…//