そしてなにより…

「先生!浴衣着てきてくれたんですね!」

「…他に着るものがなかった」

先生が、浴衣を来て来てくれたことが私にとって1番嬉しいことだった。

ちゃんと、目に焼き付けておかないと…
一生見れないかもしれないし。

二人の時間はあっという間で、
すぐに祭り会場についてしまった。

そして、2人と合流…

「やっほー!先生と一緒に来たんだ〜」

「そーなの!」

「いつも、希美がお世話になってます」

「穂花ってば、お母さんみたい」

「3人共人多いから、はぐれないよーに」

こんなこといったら、失礼かもしれないけど…珍しく先生が関心を持ってはぐれるなって言ってくれてる!!

普段なら、スルーなのに!!