はい!夏祭りです!!

毎年3人で行ってたのですが…
今年は先生も参加で4人で行くことに!!


そして、今年の浴衣は…
ピンクのアサガオ柄の白い浴衣にしました!

髪の毛はゆるーくお団子にしてピンクの簪を刺して、ちょっとでも先生に可愛いって思ってもらえるように努力した!!

私って単純だなぁ…


「そろそろ時間でしょ?」

「あ、うん」

「体調悪くなったら、すぐ言うのよ?」

「大丈夫だよ、先生いるし」

「…ならいいけど、気をつけてね?」

「はーい、いってきまーす」

お母さんは心配してるけど、
ほんっとに最近は調子いいんだ〜
体調悪いってことあんまりないし…
むしろ、体弱いこと忘れてたくらい。

ん?あれって…

「先生の車?」

ちょっと歩くと、先生の車が道路の端に止まっていた。

コンコンっと運転席の窓を叩くと、
先生は私の方を向き、窓を開ける。

「乗りな」

「え、」

「歩きづらいでしょ」

先生が気を使ってくれたことが、
嬉しくてルンルンで助手席に乗った。

「ありがとうございます!」

「別に、」