特別になれますか?


ダーツ教えてもらったけど、
一切頭に入らなくて、
楽しめもしなかった私。

横目で、
先生のこと見てさ、
ダーツしてる先生なんてなかなか見られない

かっこよすぎます。

「希美、次どーする?」

「あ、えっと…」

「プリでも撮りに行くか」

「う、うん」

私は、
先生から目を離したくなかったが
ダーツ場を後にした

「さっきから、何かと思ったら加賀先生?」

え??
翔也くん気づいて、たの?

「え、、」

「見すぎだから」

「ごめんな、さい」

「いや、いいんだけどさ…隣にいたの鈴木だったよね?」

へー、そうなんだ鈴木さんなんだ。
全然わからなかった~……

って、

「え?!鈴木さん?!」

驚きのあまり叫んでしまった私。