特別になれますか?


なんとか、お昼までもった体力。

「大丈夫?希美?」

「んー」

私は、机にだらーっとしたまま答える。
ほとんど、寝て過ごしたんだけどね?

「お弁当食べれそう?」

「いらない…」

「じゃあ、飲み物だけは飲も?」

「んー」

だるい身体をゆっくり起こして、桃の天然水を口にする。生ぬるくてあまり美味しくない。

「午後まで持ちそう?ってか、次体育なんだけど…」

えっ、次体育なの?
だるい体がもっと重くなった気がした。

「見学する?」

「そーしようかな…」

時間がかかりそうなこともあり、
私たちはもう更衣室に移動することにした。

「ゆっくり歩くんだよ?階段気をつけて」

「千晃ぃ~、ごめん…」

私が保健室に行くの嫌がるから…
千晃にたくさん迷惑かけちゃってさ。