特別になれますか?


「では、高梨さんからどーぞ」

「…はいっ」

一度、私と司会の人はステージから降りて、
ステージの上を二人だけにする

「…あの、先生?私、先生のこと好きです!だから、その…みんなには内緒で付き合ってもらえません…か?」

あぁ、かわいい
ほら、みんなもぽけーっと見惚れて
声出すことすら忘れてる

…その後に私が告白したって、
みんなの目を腐らせるだけだ…

「はい、ありがとうございました〜!では、次に相山さん、お願いします」

今度は、私と先生が
ステージ上に二人きり…

思ったよりドキドキする

「…わ、わたしは」

う、裏返った……
恥ずかしくて、先生の顔見られない…

「相山さん」

小声で呼ばれて、顔を上げると
先生は優しく微笑んでいた

大丈夫、がんばれ

そう言ってるような気がした

「ふぅ…」

ただの告白、、
好きであっても今は、
ただの審査

大丈夫。
がんばれ、勇気だせ…私