「私は、相山さんの人柄に惹かれました。今まで人と一緒にいて楽しいって思ったことがなかったのに、相山さんといて楽しいって笑顔になりました……昨晩、連絡がつかなかった時すごく不安になりました…きっと、ただの生徒っていう感情ではないと思います。ですが、私の気持ちだけで、決めるわけにはいきませんから。相山さんが、同じ気持ちで同じ覚悟を持ってくれた時でないと行けないと思います」

「そういうことね、わかりました…残念だけれど、この子から加賀先生をとるのはよくないみたいね」

それってどーゆー…。

「この間はごめんなさいね。関わらないでって言ったりして…勝手だけれど、この子をこれからもよろしくお願いします」

「いえ、こちらこそすいませんでした」

えってことは、、

「まま!いいの?先生と、話して!関わって!」

「ええ、また…家出されても困るもの」

「まま、ありがとうっ!」

嬉しさのあまり私は涙を流した。

急展開過ぎて、私は夢なんじゃないかって疑うほどだった。