「じゃ、紹介とか引っ越しの準備とかあるから早めに帰ってきてねぇ。行ってらっしゃーい♪」
…と、満面の笑みで送り出されてしまった。
てか一体どこでどうやって知り合ったのよっ!!
あー…
これから校長先生と一緒に生活するなんて…
なんだか気が重いなぁ…。
「…というわけっ。」
「なるほどねぇ。萌絵のお母さんもやるねぇ。あの校長先生だなんてっ。
ま、なんかあったら聞くからさっ、頑張れよう。」
「風夏ったら人事だと思ってぇ!」
あはは~と風夏は楽しそうに笑って自分の席へと戻って行ってしまった。
はぁ…
私、大丈夫かな??