あの日から、私はつまらない『恋のカケヒキ』にとらわれて、藤居くんからの連絡を待ち続けた。 二日経った… 何度も何度もケータイを見てしまう… 三日、経った… 何度も何度も何度も何度もケータイを確認してしまう! ―――――もぉっ! そして… 今日で、一週間…! ―――もぉぉぉぉっ! 『恋のカケヒキ』終了! やぁめた! 健が寝たら電話しよう。 そう決めた。