どうした?じゃない!!

どれだけ淋しいか、わからないのっ?!


…と、本当は言いたかった。

でも…





「ううん、わかった。しょうがないね。お仕事、がんばってね。」


そう、言ってしまった…





電話を切った後、健にパパが帰れなくなったことを伝えた。


ガッカリするだろうな…


と、思ったら、

「おちごと、たいへんなんだね。ママ、いっちょにハンバーグ食べよっか。」

そして、ニカッと笑った。



もう…
ガマンできなかった…


私は健を抱きしめて、大声で泣いてしまった。



健は、私の頭をヨシヨシしてくれた。