いつになく、深く眠った気がする…

目が覚めたとき、隣に藤居くんがいる。



朝食の用意をしよう、と思って起き上がったものの…

もう一度、眠ってる藤居くんの顔をじっと見てしまう…



すると…



藤居くんの手が伸びてきて、ベッドの中に引っ張りこまれた。



むぎゅっ…



抱きしめられた気持ちよさに、もう一回、眠りそうになる…




でも…


「朝ごはん、作ってくるね。」



藤居くんのおでこにチュッてして、ベッドから出た。



あ―――――

しあわせすぎるっ!