「夜一きゅん。いつもごめんなさい。こんなあたしを赦せばいいんだよ。むっつりめが、ハゲろ」 「いるり」 「なんだよ」 「今度、辞書貸してあげるよ。小学生用の」 「うるせー」と、俺の背中を本気で叩くから、家に帰っても痛かった。 まあ、いるりの家の前でキスをしたら、黙ってしまってすごく可愛かったのだけれど。