「じゃあまた明日な?」
未歩の家まで送って帰ろうと背を向けた時だった
グッ
未歩が俺の服の袖をつかんでる
「どうした?」
「………帰るの?」
「……………はい?」
「だから…帰っちゃうの…?」
未歩じゃないことを言い出したし…
「どうした?帰ってほしくないんだ?」
「…………/////」
「何も言わないなら帰るけど?」
俺は少し意地悪してやった
「…………もう少し…いて?」
ドキッ
うわ…俺やべぇわ…
「わかった」
未歩の家なんか行ったら俺止まらないんじゃ…
そりゃあ俺はシたいとか思うし普通に…
けどアイツこの前の事件のことあるから、無理矢理はしたくない。
そんなことを考えていたら
「ね、ねぇ冬夜?」

