☆☆未歩Side☆☆
初めてのデート楽しかったなぁ〜…
また行けたらいいな…
「じゃあな。帰ったらメールするわ。」
「うん。今日はありがとね!」
「おぅ。じゃあな。」
冬夜と私の家の前で別れ、冬夜の後ろ姿を見送って家を見ると誰も居ないはずの家に明かりが灯っている
えっ?なんで!?
お母さん!?!?
でもお母さんが帰るときは必ず連絡入るし……
まさか泥棒!?
どうしよう!?
けど、泥棒だったらこんなわかりやすくしないか…
いや、でも………
あぁぁぁ〜!もういいや!!!!いざとなれば110番!!
そう思い携帯を片手に握りしめて家の玄関を開けた
ガチャ
「未歩〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
ガバッ
「〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
居間から誰かが出てきたと思ったら、急に抱き着かれて私の思考回路は停止
声にならない声をあげる
「未歩〜〜〜〜!!会いたかったよ〜!」
抱き着かれたままそういわれても!!
誰!?
「だっ、だれ!?!?」
声を振り絞って聞いたことがこれ。

