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「うわぁーすごーい!!!」
外はもう真っ暗で、遠くに見える町並みや遊園地がライトアップされていて絶景だ
観覧車からそれを見ている未歩はさっきからすごいを連発している
「冬夜見て見て!!!すごいきれい!!!」
はしゃぐ未歩を見て愛しいと感じる俺
しょうがねーな…
付き合ってやるか…
そう思い俺は未歩の隣に座る
「…?どうしたの?」
「別に……」
首を傾げつつも再び景色に目をやる未歩
「あっ、もうすぐてっぺんだよ!!」
「未歩」
「えっ?」
チュッ
振り返った未歩にキスをした
案の定顔を真っ赤にする未歩
「ふっ顔赤いな。」
「だって///////」
「観覧車のてっぺんでキスってベタすぎたか?笑」
「本当だよ…////
でも今日楽しかった!!連れて来てくれてありがとうね!!//////」
「また連れて来てやるよ。」
「うんっ!!」
そうして
初めてのデートは幕を閉じた

