「冬夜…?」
「離れたかったんだろ?」
「違っ、そうじゃなくてっ……」
心配してたのに
そう思って未歩に背を向けた
ガバッ
未歩が俺に抱き着いてきた
「え…」
「あのっ、ありがとう…!!////」
振り向いてみると真っ赤な顔をした未歩
フッ
馬鹿だな…
「そんなことしたらどうなるかわかってる?」
「え゛っ!?!?」
そういってパッと手を離す
「冗談だっつーの。それよりもう暗くなって来たから最後に乗りたいの決めろよ。」
「あっ…うーんと……
観覧車!!!!」
「了解」
そう言って未歩の手を引っ張って観覧車に向かった

