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「ふ〜!すごい乗ったね!!!」
「もう昼過ぎたけど、なんか食うか?」
えっ、もうお昼!?
遊園地に来てからずっと乗り物に乗っていて夢中になって気付かなかった。
「そうだね!」
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「おいしかったぁ!!!幸せ〜♪」
「お前あんなんで幸せって…
単純な奴だな……」
「だっておいしかったもんね♪」
おいしいものを沢山食べて上機嫌の私♪♪
「ねぇねぇ!!!次何乗る〜!?」
「テンション高いな。」
「もうバッチリ高いから♪
なんでもこい!!!!」
「日本語おかしいぞ。
本当だな?じゃああれ。」
冬夜の指差した方を見ると私は一気にテンションが落ちた
あれはまさかのお化け屋敷!?!?
「…………あれはやめとかない?」
「は?お前なんでもいいって言っただろ?」
「あれはちょっと都合が悪いので……」
「なんの都合だよ?いいから行くぞ。」
「え゛っ!?あ、急にお腹が………」
「嘘つけ。さっきまでハイテンションだったろ。」
「で、でも………」
私が言いかけた時、
冬夜の顔が近づいて来た
!?!?
「俺を待たせた罰は重いよ?」
ニコッと笑って言う
ま、負けた………………
「てことで、行くか♪」
なんかテンション高くない?
嫌がる私をよそに冬夜は私を引っ張りながら目的の場所へ向かうのだった
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