君との出会い…

土砂降りの雨の日だったね。

君は猫のようだった。

とても小さな公園で、私が近寄ったら
逃げはしなかったけど、睨んできたよね。

まるで猫みたいだった。

綺麗な黒髪でキリッとしたような猫目。

私は思うんだその時、私と君…惹かれあったよね。

私はそんな貴方に傘をさして
『あなた…大丈夫?』
って声をかけたら、逆に
「お前こそ大丈夫か?」
って言われたよね。

あの時は驚いたな、ふふっ。

懐かしい思い出話。
私と…奏多君の大事な………


物語の始まり。