シャワーの音とキスを交わす度に
でる音が浴室に響いた
離れたら
優しく微笑んで
私をきつく抱きしめあげた
肩に顎をのせ
私の耳元で
「もう何も我慢はしない、本能のままに愛弓を攻めていくから離れないでくれ」と囁き
私の首筋にキスを落とした
「愛弓は、もう俺のものだから、他の男、特に上崎とは、関わるんじゃあない」
「なぁーに、私は社長しか見えてないよ」
「社長って言わないでくれ、名前で」
「・・・・・・ささん」
「二人でいるときは・・・・」
「司さん」
「さんは要らない」
「司・・・・・」
「愛弓は可愛い、」
とまたキスをしようとしたら
くしゅんとくしゃみをした

