月に見染められて

今回も…

「くそ!おい、お前ら!!。」

男の背後から出てきたのは新しい敵だった。
まだ、隠していたか。
これも予想の範囲内だ。

連れの3人でやらせ、私は本体へ向かう。

「わ、渡す!渡すから!あまり、痛いことは…。」

もう1人の男は総司が捕まえたようだ。

「遅い。」

「ひぃッ…!」

ガンッ!!
強い衝撃で男の体が宙を舞う。
もう1発蹴りを入れ、そうすると男は気絶していた。

なんと根性の座っていないやつか。