月に見染められて

「それは俺を褒めてる?」

褒めてるわけないだろ。
あー。面倒くさい。

私はすぐ無視を決め込み、取引場へ足を進める。

後から総司がついてくる。


私達2人がいて勝てなかったことは無い。

ひゅーぅ
総司の口笛がなる。

「片づける。」

「はいよ。」





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取引現場へ着いた。
工場が立ち並びいかにも闇取引っぽいなと思った。
すると、数m先に人影が1人。

あれが片方か。
もう1人は…まだか。

取引を始める前に周りの奴らをどうにかしないと。