マユの家を後にしたのは1番暑いお昼頃だった。


ジリジリと照り付ける太陽に目を細める。


暑いなぁ‥‥。


ただ歩いているだけなのに伝う汗。

外で働いているハルトはどんなに大変だろう。



私はバッグから携帯を取り出すとハルトにメールした。



【おつかれさま!暑いけど頑張ってね!】



送信すると空を見上げた。


青い空には雲ひとつない。



ハルトに会いたいな‥‥。




次はいつ会えるかな‥‥?