小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜

あまりにも幼く…



あまりにも簡単に人を信じてしまった私は、



すぐに



後悔することになるんだ…。



一生消えない深い深い後悔。



消すことの出来ない、



辛い

悲しい

回想……。










「……んー……」


うっすらと戻りつつある意識。


飲みすぎて眠ってしまった私は夢の世界からわずかに現実世界に傾く。


覚めていく意識。


取り戻す記憶。


そうだ……

ハルトとサヨナラして…

ヨースケっていうギャル男と会って…










…………!?










その時。


私は気付いてしまった…。









私の体に触れるハルトじゃない手に。

私の上で動くハルトじゃない誰かに。

私の胸をはうハルトじゃないくちびるに。









う…そ……。