怖くてケータイの電源を切った。
返事が来ても怖いし、
かといって返事が来ないのもつらすぎる。
だから自分から耳をふさいだ…逃げたんだ。
私は弱かった。
自分がついた嘘に押しつぶされそうだった。
嘘なんかつかなきゃよかったね。
でも、ハルトとたくさん話せて嬉しかった。
───それに
ハルトの言葉にいっぱい助けられたよね。
私は嘘つきだけど、
ハルトに言わなきゃいけないことがもうひとつあることに気が付いた。
急いでケータイの電源を入れた。
【でも楽しかった。いっぱいいっぱいありがとう!!ナナ】
送信。
するとすぐにメールが入った。
未読メール2件
ハルトからのメールが2件入っていた。
1件は今の時刻の。
もうひとつは…15分前の。
私は今来たばかりの新しいメールから開いた。
【なんで過去形?笑】
‥‥ん?
怒ってないのかな‥‥?
もうひとつ、15分前のメールを開く。
返事が来ても怖いし、
かといって返事が来ないのもつらすぎる。
だから自分から耳をふさいだ…逃げたんだ。
私は弱かった。
自分がついた嘘に押しつぶされそうだった。
嘘なんかつかなきゃよかったね。
でも、ハルトとたくさん話せて嬉しかった。
───それに
ハルトの言葉にいっぱい助けられたよね。
私は嘘つきだけど、
ハルトに言わなきゃいけないことがもうひとつあることに気が付いた。
急いでケータイの電源を入れた。
【でも楽しかった。いっぱいいっぱいありがとう!!ナナ】
送信。
するとすぐにメールが入った。
未読メール2件
ハルトからのメールが2件入っていた。
1件は今の時刻の。
もうひとつは…15分前の。
私は今来たばかりの新しいメールから開いた。
【なんで過去形?笑】
‥‥ん?
怒ってないのかな‥‥?
もうひとつ、15分前のメールを開く。

