「高月くんってさ、好きな人とかいないのー?」

「いると思う?」

「うーん。いそう!!」

「まじか、いないよ。」

「えー。」

いないんだ……

…………数日後………

「柚瑞さん、消しゴム貸してー?」

「いいよー、はい」