桜の華が舞うこの街で

左之さんと一君が行ってから僕は桜羅の

部屋に行った。

トントン

「桜羅?起きてる?」

返事がない…………寝てるのかな


静かに開けて中に入った

よくみると桜羅…冷や汗かいてる

そばにあった手拭いで拭いてやりながら

やっぱり痛むのだと思った