「じゃあまずは顔おがみにいくとするか」

「あぁ………左之手伝う」

そう言って一君と左之さんはでてった。

どうやら酒の力を使って聞き出して

問い詰めて白状させるらしい。

僕もできることなら桜羅をあんな目に

あわせたやつの顔みたいけど

桜羅のそばを離れるわけにはいかないから

………頼んだよ。一君と左之さん。