桜の華が舞うこの街で

同時刻……他の幹部達もまた桜羅を探してた

いろいろな隊士に聞いてまわったりしても

全く情報は掴めなかった

「チッ…桜羅のやつどこに……」

「新ぱっっあん…」

その時だった

屯所の門を隔て話し声が聞こえたのだ

皆はそれに気づき、平助は耳をたて

盗み聞きしていた