桜の華が舞うこの街で

「桜羅ちゃんどこにいったか知りませ

ん?」

今日の夕食は沖田と桜羅の当番らしく

いつまでもこない桜羅を心配し土方を訪ね

たのだった。

「桜羅ぁ?そこらへんにいるんじゃねぇの

か」

「それがいないんですよ」

ピクッと土方が動く

「まさか脱走なんてしてねぇだろうな」

「脱走はないと思いますよ、だってしたら

僕が斬るって言いましたから」