桜の華が舞うこの街で

「なぁ…もうそろそろ……」

「チッ…練習の時間か……」

「なぁこいつどうする?」

1人の隊士が私を指差す

「縛って床下でも転がしとけ」

その一声で私は縛られ抗う間もなく

屯所の隅の床下に投げ込まれた

「お、おき……たさん……」

"沖田さん" そう呟いて私はまた闇に誘われる