「……土方さん、総司…ごめん桜羅を守れな

かった…」

「なんで桜羅ちゃん?…まさか平助…」

平助はこれまで起きた出来事を話した

平助が怪我をした部分に桜羅が

手を当てると自分の体に怪我が移ることも…

「それで…桜羅は?」

「今は山崎さんが手当てをして寝ていま

す」

「土方さん、僕みてきます」

「あぁ」と返事をするのを聞いたあと

沖田は黙って出ていった